社内教育・監査実績

環境講演会

 2019年6月25日、環境月間行事で 「東芝グループSDGsへの取り組みについて」の講演会を開催し、103名(会場での聴講:53名、リモートによる聴講:50名)が受講しました。これは、2018年度のマネジメントレビューで、各企業が取り組み状況を発信しているSDGs(※3)について、当社業務内容とSDGsとの関連を整理の上、環境活動主導でコスト改善・業務効率改善にもつなげるアプローチを検討するよう指示があり、まずは、SDGsについての理解深耕、当社の環境改善活動とSDGs項目の関係性整理を目的として、開催したものです。
 この講演を通して、SDGsの理解を深めただけでなく、自分たちが定める目標を地球規模で考え、取り組んでいく企業が、今後生き残ることのできる企業であると認識し、自分達の事業活動とSDGsの目標を照らし合わせ、関係のあるSDGsの目標に取組んでいくこととしました。以下、8つの目標に取り組んでいきます。

(※3) SDGs(Sustainable Development Goals = 持続可能な開発目標)
2015年9月に国連サミットで採択されたグローバル目標、日本では政府や経団連で取組みを推進

環境講演会
当社の事業活動に関わる8つの目標

環境e-learning教育

東芝グループでは、環境を経営の最重要課題の一つとして位置づけ、環境経営を推進しています。当社は、東芝グループの一員として、全従業員にその重要性の理解を深めるため、国内・外従業員を対象としたe-learning教育を2019年7~12月に実施しました。本教育で、環境ビジョン・アクションプラン・コンプライアンス対応状況・具体的な環境貢献事例などを再確認しました。引き続き、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
【実績】 受講者数 国内:2,435名 海外:1,236名

環境e-learning教育
e-learning

環境事故防止活動

 ロジ会社の業務上リスクというと、環境事故の発生が上位にあげられます。過去、車両からの油漏れによる環境事故が発生した教訓から、全部門を対象とした緊急時訓練教育、荷主構内汚染予防の為の緊急時訓練を毎年実施しています。この教育、訓練では、車両からの油漏れだけでなく、自家発電機の灯油タンクなどの環境関係施設からの油漏れも対象とし活動を推進しています。
 2019年度は31部門で緊急時訓練を実施しました。この訓練を通じて、油漏れが事業場の周辺地域住民に与える影響の大きさを理解することができ、緊急時の対応手順を再認識する良い機会となっています。

浜川崎ロジセンター
大船ロジセンター
北関東支店
九州支店

内部環境監査

 EMSが有効に実行されているかを確認する為、内部環境監査を実施しています。
 2019年は、リスクと機会の洗い出し評価の実施、ステークホルダーのニーズの把握、産業廃棄物の適正管理などの重点監査項目を掲げ64部門実施しました。
 また、被監査部門の環境法規制適用、環境負荷の大きさ等から監査頻度を変えて、監査内容の充実を図っています。

書類審査
書類審査
廃棄物置場
廃棄物置場
LPG置場
LPG置場
灯油タンク
灯油タンク
自家発電機
自家発電機
浄化槽
浄化槽

外部審査(ISO14001審査)

 2019年10月にISO14001の2年次定期サーベイランス審査を受査しました。
 新たに、フィールド技術センター(計7サイト)、那須ロジセンター(計4サイト)を認証登録部門として拡大し、規格要求事項に適合し、有効に実施されている、と評価されました。
 審査総括で順守義務に関するプロセスの有効性、組織の状況から計画に至るプロセスの実績と有効性、内部監査プロセスの実施と有効性、マネジメントレビューの実施と有効性を確認され、マネジメントシステムがこの1年間継続的維持・改善されていることを評価されました。
 審査結果概要は、22項番中、適合要件充足18件、改善の余地4件で、指摘された事項については是正を図り、改善につなげています。

トップインタビュー
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環境施設(油水分離層)
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