東芝ロジスティクス米国社駐在
2016年入社


ミッション
現在は東芝ロジスティクスアメリカ社に所属しており、テキサス州ヒューストンにある倉庫で勤務しています。2024年10月に立ち上げた新しい拠点で、まだまだ規模は大きくありません。そのような環境の中、大型機器の輸送エンジニアリングに携わりながら、新規顧客獲得に向けた営業活動にも取り組んでいます。
拠点は現地スタッフとの2人体制で運営されていますが、カリフォルニアにある本社の上司とはオンラインで密に連携し、業務を進めています。また、同地区に滞在している日本人も多く、週末には共にスポーツ観戦などを楽しむこともあります。
日本とアメリカでは、時間に対する感覚の違いを感じる一方で、意思決定のスピードには驚かされることが多々あります。そういった文化の違いを楽しみながら、売上拡大に向けて行動していきたいと考えています。
業務経歴
新入社員として入社後、研修を経て重量物の輸送計画を担当しました。社会人としての初めての業務は困難も多くありましたが、先輩方の指導のもと、火力発電の部品など大型の輸送案件にも携わることができました。
約3年間エンジニアリング業務に従事した後、営業担当に異動となりました。鉄鋼関連の商社を主な顧客とし、コイルを日本からインドへ輸送する案件などをサポートしました。
その後は営業とエンジニアを兼務することとなり、台湾向けの機関車輸出という数年単位のプロジェクトに参加。プロジェクトの進行中に現在のアメリカ社への異動の打診がありました。機関車輸出プロジェクトは未完了であったため、完遂したいという思いがなかったわけではありません。
それでも「新たな地で挑戦してみよう」という前向きな気持ちで渡米。誰もが海外勤務を経験できるものではないためステップアップのチャンスだとプラスに考えました。

大切にしていること
海外でビジネスをする中で、やはり言語の壁を感じる場面がありました。もともと英語が堪能というわけではなかったため、ちょっとしたニュアンスの違いで意思疎通がうまくいかず、戸惑うこともありました。また、車のメンテナンスなど、日常のさまざまなことを自分で対応しなければならず、苦労することも多かったです。
一方で、アメリカの人々は物事をはっきり言う傾向があるものの、困っている人を積極的に助けようとする文化がありました。私のつたない英語にも耳を傾け、語学力に関係なく対等な立場で接してくれる姿勢には、何度も助けられました。英語が話せるかどうかよりも、相手が何を求めているのかを感じ取り、自分が何に困っていてどんな助けが必要なのかを、きちんと伝えることの大切さを実感しました。
語学力以上に相手の思いや考えを捉えるという、コミュニケーションの核となる部分を意識すると、海外でも良い人間関係を築けると思います。
アメリカの懐の深さやスケールの大きさには、日々驚かされることばかりです。この貴重な経験を糧に、グローバルな視点を持った人材として成長していきたいと思っています。
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