総務部人事担当
2020年入社
入社動機
私は福島県の出身で、中学生のときに東日本大震災により被災しました。家から動けない状況の中で、生活に必要な物資が届かない不自由さを生まれて初めて体験したのです。日々の暮らしを支える物流というインフラの大切さを知ったことが、物流業界を志望するきっかけになりました。
当社への入社を決めたのは、ただ物を運ぶだけでなく、輸送中の製品を守るための包装設計や倉庫作業の省力化など、輸送中の品質はもちろん、作業する人の働きやすさを追求していることに惹かれたからです。また、選考の過程で出会った社内の人たちに、私と真摯に向き合って理解しようとする姿勢を感じて、こういう先輩たちと一緒に働きたいと思ったことも決め手になりました。面接が終わった後で、採用担当の方が「もっとこうした方がいい」とアドバイスしてくださったことは、とても印象的でした。そのときに感じた人を大切にする会社だというイメージは、入社した今も変わりません。
仕事内容
人事担当は社員の給与や福利厚生の管理から採用活動など、さまざまな業務を担っています。私がメインで担当している業務は、海外勤務者のサポートです。海外駐在している人たちの給与管理に加えて、海外現地法人に赴任する人と帰任する人のスケジュールを把握して、スムーズに出入国できるようにビザの取得手続きや引っ越しの手配を行います。
これらから海外へ赴任する人の場合は、新しい環境に対する不安や戸惑いを和らげるため、丁寧かつスピーディーに手続きを進めるように心がけています。赴任する国によって、出国や就労に必要な手続きが異なるうえに、新型コロナウイルス感染症の影響で情勢が目まぐるしく変化するため、常に知識をアップデートしなければなりません。業務を委託している協力会社との連携や、大使館等から情報収集をしながら、臨機応変に対応する必要があります。人事担当に配属されたときには、海外と関わる仕事をするとは思ってもみませんでしたが、グローバルなロジスティクスを提供する当社では、部門に関わらずすべての業務が海外につながっていることを実感しています。
予定通り赴任・帰任ができるようにスケジュールを進めるためには、さまざまな手続きのリードタイムを考慮し、優先順位を決めて取り組むことが大切です。苦労した結果、「無事に赴任・帰任できました」という連絡を受けたときに、やりがいと喜びを感じます。ひとつの仕事を終えるたびに、新しい知識やスキルを身に付けて成長を実感できるのも、この仕事の面白さだと思います。
1日のスケジュール
- 7:00
- 起床・朝食
- 8:30
- 出社 メールチェック
- 8:45
- 朝のミーティング
- 9:00
- 時間外勤務時間の集計
- 11:00
- 海外赴任・帰任のスケジュール確認・調整
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 書類作成
- 14:00
- 協力会社のからの請求書処理ほか
- 15:00
- 業務フォローミーティング
- 17:30
- メールチェック 明日の予定確認
- 18:00
- 退社
- 18:30
- スーパーで買い物 食材を購入
- 20:00
- 夕食
- 23:00
- 睡眠
今後の挑戦
人事担当には、日々多くの社員から問い合わせや相談が寄せられます。私の目標は、そうした社内の声に対して、国内外を問わずすべての社員が安心して働けるように、確かな答えを提供できる担当者になることです。そのためには、社内の各種制度のみならず、保険や年金など幅広い知識が必要になります。
知識不足を補うために、上長や先輩から「様々な情報を調べておくと役に立つよ」とアドバイスをいただき、言われたことはすぐに取り組んで、そこから勉強する範囲を広げるように心がけています。担当していない手続きについても、先輩が進めているのを見るうちに、覚えられるようになりました。保険や年金の仕組みを理解するために、FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格に挑戦することを勧められたので、取得を目指して勉強中です。 今後さらに知識や経験を積み、物流の最前線で働く社員を、人事担当者として支えていきたいと考えています。
社員紹介
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