重量品輸送計画設計担当

技術部門 重量品輸送計画設計担当 理学部卒業
2013年入社
重量品輸送計画設計担当
美しく迫力ある機器を、自分の設計で運ぶ規模感が魅力です。
重量品輸送計画設計担当

仕事内容

発電プラントの大型機器を、安全に確実に輸送・搬入する

海外の発電プラント(発電所や発電関連施設)の大型機器を輸送・搬入・据付する計画設計を担当しています。設計プロセスは大きく基本設計と詳細設計の2段階に分かれますが、基本設計ではまず、お客様がプラントの受注活動をする際に、輸送の観点から所内設計のアドバイスをします。たとえば、船をつける岸壁の工事に必要なデータを提供し、据付が困難なプラント配置の場合は配置変更を推奨します。また、出荷工場から発電所まで安全に、かつ品質を担保して輸送する方法を検討します。
詳細設計では、具体的にどのような車両や機器を使用するか、実際の輸送を担当する協力会社とともに決めていきます。さらに、吊上げに使用するワイヤーの強度が十分か、使用予定の車両が発電所内のカーブを曲がることができるかなど、細かい検討をします。こうした検討事項を進めていくと、この計画を実行に移せることが数字ではっきりとわかり、視界が明るくなります。
輸送設計は、机上での作業も多いのですが、現場を見ることが欠かせません。海外への出張・赴任が多く、現在はインドネシアに滞在しています。

重量品輸送計画設計担当

ミッション

極寒の日に、一致団結して成功させた初仕事

どのプロジェクトでも基本設計から時間をかけて計画し、入念に準備をするため、実際に現場で製品が動くところを見るときには、大きな達成感があります。
入社後すぐに携わったプロジェクトの初日のことです。アメリカから約280トンのガスタービンを横浜港に輸入し、東京湾内の発電所に納入するという大きな作業が予定されていました。ただでさえ大がかりで繊細な作業な上に、当日は気温がぐっと下がり大雪になりました。寒さに震えながら協力会社の作業者と一致団結し完遂できたときには、気温とは対照的に熱い思いがこみあげました。私が基本設計から関わった初案件ということもあり、この日のことは特に印象に残っています。

1日のスケジュール

6:30
起床・朝食
7:00
車でサイトオフィスへ出勤
7:30
到着
メールチェック
8:00
ロジスティクスチームで朝礼
1日のアクティビティをチェック
8:30
発電所内、作業現場へ移動
移動中はとても暑いです!
作業指導、立ち会い
12:00
サイトオフィスに戻り、昼食
チャーハンや焼きそばをよく食べます
13:00
工程打ち合わせ会議
工事チームとロジスティクスチーム合同です
14:00
図面や作業工程表の作成
16:00
翌週作業する輸送ルートのチェック
17:00
道路補修や輸送ルート上の干渉物撤去依頼の書類を作成
19:00
退勤
19:30
ホテル近くのステーキレストランに日本人同士で集まり肉とビール
21:30
ホテルに帰る。
シャワー、タブレットで映画鑑賞
23:30
就寝
重量品輸送計画設計担当

今後の挑戦

乗り物好きな子ども時代の、夢をかなえる仕事

数年かけて製作された、ときには2,000トンにもなる大型機器の迫力や美しさと、それを自分の設計で運んでいく仕事のスケールの大きさに魅力も感じ、入社をしました。私は幼い頃から自動車や電車が好きでしたので、大型トレーラーや船、鉄道を目の前にして仕事ができることも入社理由のひとつです。
ただし、そんなダイナミックさを味わう前には、派手さのない細かい調整ごとが山ほどあります。それらに愚直に取り組み、お客様はもちろん協力会社の人々にも誠実に向き合うことができる人に、ぜひ入社してほしいと思います。
将来は、発電所だけでなく、変電所向け機器や鉄道車両輸送にも携わりたいと考えています。輸送手段や経路が異なれば、必要なスキルも異なります。他の製品を担当することで、また違ったやりがいや興味を持てるのではないかと期待が膨らんでいます。

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