グローバルビッド

物流サービスに関するお問い合わせ 050-1741-3075 受付:9:00-17:00(土日祝除く) その他のお問い合わせはこちら

グローバルビッドはこんなお客様におすすめです

  • 国際輸送のコストを最適化し、より効率的な物流体制を構築したい

  • 定期的輸送を行っているが、市況変動によるコスト上昇やスペース不足に悩んでいる

  • 特殊コンテナ貨物・危険品・重量品をできるだけ安く送りたいが、安全かつ効率的に対応できる輸送手段が見つからない

  • 輸送量が少なくても、より安く送れる方法を探しているが、単独交渉ではコストメリットを出しにくい

こんなお客様におすすめです

グローバルビッドとは?

国際輸送において、輸送コストの高騰やスペース確保難、日々の見積取得などの業務負荷増加にお悩みですか?

「グローバルビッド」とは、複数の荷主や輸送ルート(レーン)、物量をまとめて一つの案件として入札を行い、運賃やスペース、付帯条件などをスケールメリットを活かして一括で調達する手法です。 SBS東芝ロジスティクスでは、グローバルビッドを最新のBIDシステムを活用して開催し、効率的かつ効果的な調達を実現しています。

こんなお客様におすすめです

SBS東芝ロジスティクスは、長年にわたり東芝グループの国際輸送を担い、業界トップクラスの交渉力と豊富な実績を誇ります。これにより、通常では交渉が難しいルートや輸送条件でも、より有利な価格と条件を獲得し、安定した輸送環境を提供することが可能です。

グローバルビッドは、単なる価格交渉ツールではありません。それは、より効率的で、より確実な輸送を実現するための包括的なソリューションです。航空(フォワーダー)、クーリエ(インテグレーター)、海上輸送(FCL/LCL)、ドレージ(内陸輸送)といった多様な輸送モードに対応し、各モードにおける最適な契約条件を引き出すことができます。お客様の貨物量を集約し、20社以上の輸送会社と同時に交渉を行うことで、コストの削減だけでなく、繁忙期でも安定したスペースを確保することができます。また、各企業の特性に合わせた最適な輸送ルートを提案し、業務負担を大幅に軽減します。

これまで、東芝グループの国際輸送を支えてきた確かな実績を活かし、「輸送コストの見直し」だけではなく、輸送の効率化や安定性、リスク管理を含めた総合的な最適化を実現します。

「グローバルビッドを活用し、コスト削減と安定輸送の両立を実現しませんか?」

SBS東芝ロジスティクスのグローバルビッドの強み

  1. 物量統合による交渉力の強化

    単独の企業では交渉力が限られますが、グローバルビッドでは複数の荷主の輸送量を統合することで、スケールメリットを活かした交渉が可能になります。これにより、単独では実現できない低コストでの契約が可能となり、より有利な価格と条件を獲得することができます。

    物量統合による交渉力の強化
  2. 20社以上の輸送会社と同時交渉(競争原理の創出)

    グローバルビッドでは、一般的な見積依頼では対応が難しい、20社以上の輸送会社と同時交渉をシステムにより行い、各社に競争を促すことで、最も有利な価格と条件を引き出します。これにより、個別交渉よりも低価格で高品質な輸送サービスの確保が可能になります。

    20社以上の輸送会社と同時交渉
  3. 長期契約による安定輸送の確保

    一時的なスポット契約ではなく、年間を通じた契約を前提とすることで、繁忙期・閑散期に関わらず安定したスペースの確保が可能になります。また、長期契約を結ぶことで、スペース確保にかかる工数を削減でき、総合的なコストの最適化にもつながります。

    長期契約による安定輸送の確保
  4. 双方向物流を活用したコストメリット

    国際輸送では、輸入超過の国と輸出超過の国が存在し、それぞれで輸送コストの需給バランスが異なります。グローバルビッドでは、この需給バランスを活用し、輸入超過国からの輸出案件を組み合わせることで、単独で契約するよりも有利な価格交渉を可能にします。
    また、ラウンドコンテナ施策を活用することで、往路と復路のコンテナを効率的に運用し、無駄な空コンテナ移動を削減します。これにより、通常の輸送契約では実現しにくいコスト削減を実現し、安定した輸送スケジュールを確保しながら、環境負荷の低減も期待できます。

    双方向物流を活用したコストメリット
  5. 20年以上のBID運営経験による強い交渉力

    長年にわたるBID運営により培った交渉力を活かし、最適な契約条件を導き出します。また、単なる運賃交渉だけでなく、船積みスケジュールの調整・交渉も代行することで、お客様の業務負担を軽減し、よりスムーズな輸送管理を実現します。

    20年以上のBID運営経験による強い交渉力
  6. BIDシステムの活用による透明性と業務負荷軽減

    グローバルビッドでは、最新のBIDシステムを活用し、入札プロセスの透明性を確保しながら、交渉の手間を削減します。応札結果は安価な順に自動表示され、サービス内容や契約条件も一覧で確認可能。データはエクセル形式で出力でき、社内での分析や管理にも活用できます。これにより、個別交渉の負担を大幅に軽減し、最適な輸送契約をスムーズに締結できます。

    20年以上のBID運営経験による強い交渉力

各契約方式の比較一覧

比較項目 グローバルビッド 個別交渉 スポット契約
コストの安定性 ○ 交渉力を活かし最適化 × 交渉力が弱い △ 一時的に安いが変動大
契約の柔軟性 △ 年間契約が基本 ○ 案件ごとに調整可能 ○ 必要なときだけ利用
スペース確保 ○ 安定的に確保 × 確保困難 × 需要増時に確保が難しい
運用の手間 ○ 一括管理で軽減 × 毎回交渉が必要 × 都度見積依頼が必要
価格変動リスク ○ 交渉によりリスクを抑制 × 市場変動の影響大 × 価格変動が激しい

グローバルビッドは、コストの安定性と輸送スペースの確保に強みを持ち、交渉力を活かして市場変動リスクを抑えながら最適な契約を実現できる点が特徴です。年間契約が基本となるため、計画的な輸送管理が求められるものの、その分、一括管理による業務負担の軽減が可能であり、輸送コストの長期的な最適化を図ることができます。また、供給がひっ迫しやすい時期でも安定したスペースを確保しやすく、急な価格変動に左右されにくいのも大きなメリットです。

一方、個別交渉は、案件ごとに柔軟な調整が可能であるため、短期的な変化に対応しやすい点が強みです。しかし、交渉力が低い場合は、コストやスペースの確保が不利になりやすく、交渉や契約の手間が発生するため、業務負担が増える傾向があります。スポット契約は、必要なときだけ利用できるため、輸送量が不定期な場合や突発的な輸送ニーズには適していますが、市場価格の変動を大きく受けるため、コストが不安定になりやすいというデメリットがあります。さらに、需要が集中する時期には、希望する条件での輸送が難しくなるリスクもあります。

これらを踏まえると、コストの安定性、スペースの確保、業務負担の軽減といった点を重視する場合、グローバルビッドが最適な選択肢となります。 ただし、短期的な契約の柔軟性や特定の時期だけの利用を優先する場合には、個別交渉やスポット契約と組み合わせることで、より最適な輸送体制を構築することができます。

サービス提供の流れ

グローバルビッドでは、お客様の輸送コスト削減と安定輸送を実現するために、綿密なプロセスを踏んで進めていきます。

まず、お客様の輸送条件を詳細にヒアリングし(①)、現在の貨物量やルート、輸送頻度などを確認します。特に、市況変動の影響を考慮しながら、輸送の安定性とコストメリットの両立を図るため、適切な入札条件を設定します(②)。この条件をもとに、入札に参加する輸送会社に対し詳細なBID条件を開示し(③)、各社から一次応札の提案を受け取ります(④)。

次のステップでは、応札された内容を慎重に精査し(⑤)、コスト面だけでなく、スペース確保や輸送品質といった総合的な観点から最適な契約条件を検討します。その結果をお客様に開示し(⑥)、より良い条件を引き出すための二次交渉の希望を受け付けます(⑦)。二次交渉が必要な場合は、各社と再調整を行い(⑧)、最終的な応札結果を取りまとめます(⑨)。

交渉が完了すると、輸送会社の選定と契約条件が確定し(⑩)、正式な契約が締結されます(⑪)。ここから輸送手配を開始し、安定した輸送環境のもとでスムーズな物流を実現します。(⑫)。また、運用開始後も、状況に応じて柔軟な調整を行い、最適な輸送環境を維持し続けます。

このような流れで、通常の個別交渉よりも優れたコストメリットと安定輸送を実現します。

サービス提供の流れ

グローバルビッドのスケジュール

グローバルビッドでは、多くのお客様の荷量を合算することでスケールメリットを活かした交渉を行っています。 以下のスケジュールは、各輸送モード毎のBIDの流れを時系列で示したものです。 航空・海上輸送(FCL/LCL)、クーリエ、ドレージといった複数の輸送モードに対応しており、それぞれの業界別に条件交渉にしやすい適切なタイミングで交渉・契約を行っています。

このスケジュールに基づいて、最適なタイミングで入札を進めることで、コスト削減と安定したスペース確保を両立できます。特に、各輸送モードの繁忙期を考慮しながら契約を進めることで、市況の影響を最小限に抑えることが可能です。

グローバルビッドのスケジュール

10月から11月にかけて貨物量や輸送条件の調査を行い、12月から1月にかけてBIDの説明会や応札依頼を実施。その後、2月には一次応札の結果を展開し、必要に応じて追加の交渉を行いながら、最適な契約条件を確定します。最終的には4月に起用先を決定し、正式な輸送契約を開始します。

このように計画的にスケジュールを進めることで、お客様の輸送計画をより確実なものにし、効率的な物流体制を実現することができます。

グローバルビットに関してよく頂くご質問

適用期間はどのようになっていますか?
基本的には4月から翌年3月までの1年間契約が主流ですが、貨物の特性や輸送ルート、お客様のご要望に応じて、3か月や6か月といった短期間の契約にも対応可能です。状況に応じた柔軟な契約期間の設定が可能ですので、ご相談ください。
輸送量が少なくても参加できますか?
はい、可能です。他の荷主様の輸送量と統合して交渉を行うため、単独では得られないコストメリットを享受できます。ただし、輸送量が極端に少ない場合は、長期契約よりもその都度運賃を確認する方が有利なケースもありますので、最適な選択肢をご提案します。
出荷時期が未定または不定期ですが、利用できますか?
出荷時期が未定や不確定のものはBIDには不向きですが、最適な運賃契約形態のご提案も可能ですので、まずはご相談ください。
スポット運賃と併用することは可能ですか?
はい、可能です。例えば、輸送量のうち70%をBID契約、30%をスポット運賃で運用するなど、発注時に割合を決めて組み合わせることができます。市場の状況に応じた柔軟な対応が可能です。
契約期間中に輸送拠点の変更が予定されています。対応は可能でしょうか?
はい、事前にお知らせいただければ、契約途中での運賃取得、ターミネート、新規輸送ルートの選定など、必要な対応をSBS東芝ロジスティクスが代行します。拠点変更による影響を最小限に抑えられるようサポートします。
通常貨物と危険品を混載することはできますか?
通常貨物と危険品では見積条件や運賃が異なりますので、それぞれ別途で運賃を取得し、最適な輸送プランをご提案します。
他の輸送ルートとの比較はできますか?
はい、可能です。メインの輸送ルートとサブの輸送ルートを設定し、同一案件で複数のルートの見積を取得するシステムがあります。これにより、最適な輸送手段を選択することができます。
予定していた船積みができない場合、どのような影響がありますか?
北米向け航路以外では、契約上の罰則はありませんが、契約中のスペース(船腹)枠が減少または消失したり、満船時に優先度が下がることがあります。一方、北米航路ではMQC(Minimum Quantity Commitment)が適用されるため、不足分に対してペナルティが発生する可能性があります。翌年の契約にも影響するため、出荷計画の管理が重要です。
契約船社のサービスに問題が生じた場合、契約の解除は可能ですか?
はい、当初の見積条件と大きく異なる状況が続いた場合、契約期間中であっても解除が可能です。例えば、頻繁な遅延やコンテナの品質低下など、輸送品質に問題が発生した場合は、適切な対応を行います。
抜船(船積みキャンセル)の場合、前後の船でスペース(船腹)枠の増加は期待できますか?
基本的には、抜船が発生しても前後の船で追加のスペース(船腹)枠を確保することは難しいのが実情です。ただし、個別の状況によっては調整が可能な場合もありますので、まずはご相談ください。
2023年9月竣工の築浅倉庫 新潟県 柏崎倉庫 荷主企業様、募集中!
Page Top
おかげさまで、50周年 ブランドメッセージ公開中