重量物輸送
産業機械・大型精密機器から発電設備などの超重量物まで
高度なリスク管理と緻密な計画で、高品質な重量物輸送を実現
1点ものである重量物の輸送には、貨物の特性や現場条件に応じた計画力と、豊富な現場経験が欠かせません。当社は、産業機械や製造装置、大型精密機器、発電・変電設備、昇降機など、さまざまな重量物について、工場出荷から現地納品まで一貫して対応します。
安全で高品質な重量物輸送を実現するため、重量物メーカーであるお客様の商談段階から参画し、後工程を見据えたリスク管理や、輸送・搬入の実現性に関する助言を行います。重量・寸法・搬入経路・据付条件などを踏まえ、商材に適した運び方や車両の選定、物流効率を見据えた包装設計(DFL)などを検討し、品質とコストの両面から最適な輸送計画を立てることで、スムーズな輸送・搬出入・据付を支援します。
対応できる重量物輸送の例
精密機器・医療機器:大型精密機器、大型医療機器、検査装置、測定装置
産業機械・工場設備:製造装置、工作機械、加工機械、検査装置、測定装置、ロボット設備、自動化設備、大型ユニット
発電・変電設備:タービン、ボイラー、発電機、変圧器、制御盤、電力プラント
特殊大型貨物:船舶関連装置、昇降機、鉄道車両・関連機器
1t未満から数十~数百t、そして長尺・特殊形状貨物まで、幅広く対応可能!
(7t前後/長尺・特殊形状)
重量物輸送に関するこんなお悩みはありませんか?
失敗が許されない重量物の輸送には、緻密な事前調査や、運搬時のリスクを最小化するための事前計画が重要です。また、船舶や貨車の手配の遅れや、法律上必要な許認可の取得に時間がかかってしまうことで、納期に間に合わないというリスクも無視できません。計画から実行までを漏れなく、リスクを低減するには、重量物輸送の深い知見と経験が必要とされます。

担保したい


SBS東芝ロジスティクスの重量物輸送で解決できます

貨物特性に応じた物流設計で、
輸送品質を確保
重量物の輸送では、工場出荷から現地納品までの各工程で、貨物の重量・寸法、輸送ルート、交通インフラ、搬入条件などを踏まえた計画が重要です。当社は、大手電機メーカーの物流で培った物流エンジニアリング力を活かし、輸送プロセスにおけるリスクを事前に洗い出したうえで、最適な輸送方法や対策を検討します。必要に応じて、仮設道路や仮設橋梁の整備なども含めた対応を行い、難易度の高い重量物輸送プロジェクトを安全かつ確実に進行します。
また、標準プロセスフローに基づく緻密な工程管理とリスク管理により、工場出荷から現地納品までの品質を管理します。多様な重量物の特性に応じた計画と実行体制で、高品質な重量物輸送を支援します。

一貫輸送管理体制だから実現できる、
スケジュール管理
当社は、出荷から据え付けまで一貫して全工程を担当。また、生産工程の状況も考慮して、最適な輸送・搬出入スケジュールをご提案します。重量物の重さや大きさによっては、国や地域の輸送に関わる許認可を取得する必要があり、半年以上を要するケースもあります。また、季節風や川の水位など、その国・地域の季節的要因や天候などで変わる輸送環境も考慮したスケジュールを作成、期日どおりの納品をサポートします。

豊富な経験と知見に基づく
リスクコントロール
重量物は代替品がないため、輸送中の事故防止は最重要事項です。当社が管理するプロジェクトにおいては、リスク管理表を作成、あらゆる工程を隅々までチェックし、船舶や貨車の手配が遅れ、納期に間に合わない。地盤や道路が重量に耐えられないなど、想定されるリスクを洗い出し、その対策を立案します。必要に応じて作業方法の修正指示や、現場に赴き、輸送状況や現場の状況を確認、必要な善後策を提案します。
輸送時の製品品質担保や納期厳守のため、過去には重量物輸送車両を走行させるの道路を造成するだけでなく、輸送車両に耐えられる強度を有しているかを確認するため、試験走行を実施したり、河川を使用したバージ輸送では川の水量の季節的要因を考慮した航行スケジュールの立案など、リスクを洗い出し、そのリスクを回避するため、様々な施策を講じてきました。
大手電機メーカーの重量物輸送を長きに渡り担ってきた経験をもとに、リスクをコントロールし、確実なプロジェクトの完遂を目指します。
重量物輸送・搬入据付の対応フロー
重量物の輸送では、貨物の重量・寸法、搬出元・搬入先、搬入経路、据付条件などを事前に確認し、現場条件に応じた輸送計画を立てることが重要です。当社では、産業機械や大型設備、大型精密機器、発電・変電設備など、貨物の特性に応じて、現地調査、輸送方法の検討、車両・荷役手配、搬出入、据付まで一貫して対応します。大型案件では受注前・設計段階から参画し、輸送条件を早期に整理することで、後工程での手戻りや搬入トラブルを防ぎます。
POINT
海外の重量物輸送の現場においても、テクニカルアドバイザーとして支援をおこなっています。インドやマレーシア、インドネシアなどの東南アジア、中国、アメリカ等様々な地域での発電所建設プロジェクトでは、現場に立ち合い、輸送計画上の不備がないかをチェックし、事故防止に貢献しています。

重量物輸送事例を見る
精密機器メーカー様
- 重量物
- 輸送方法
- 輸送先

大型ウイング車を活用した大型精密機器の一貫輸送。国内工場向けの輸送プロジェクトでは、大型精密機器の重量・寸法に加え、振動や衝撃への配慮、搬入経路、設置場所の条件確認が必要でした。そこで、貨物の形状や荷姿、搬入条件を事前に確認したうえで、輸送方法と荷役手順を計画。大型ウイング車による輸送から現地搬入までを一貫して管理し、高い輸送品質を保ちながら納品しました。
某電力会社様
- 重量物
- 輸送方法
- 輸送先

特殊トレーラーを活用した変圧器輸送を改善。関西圏繁華街近くにある変電所向けの輸送プロジェクトでは、大型の変圧器の構造を3分割にして運ぶ計画としていましたが、道路使用許可の取得や道路通行止めの実施が3回必要になったり、近隣住民・施設からのクレーム等が発生したりするといった課題がありました。そこで、変圧器を分割(分解)しない状態で輸送できることを調査・確認したうえで、一度の輸送で変圧器を納品しました。
某電力会社様
- 重量物
- 輸送方法
- 輸送先

海上輸送と陸上輸送を組み合わせた変圧器輸送を、陸上輸送に一本化。従来であれば、変圧器の出荷工場から茨城県までは海上輸送し、その後発電所までは陸上輸送していましたが、それを工場〜発電所間を陸上輸送する手段を検討しました。ただし、同区間には道路の通行規制があり、1種類の特殊トレーラーで一貫輸送できないため、変圧器の積み替え場所を確保。工場〜積み替え場所までの区間と、積み替え場所〜変電所までの区間で通行規制に適合する2種類のトレーラーを使用する事で、変圧器の長距離陸上輸送を実現しました。
重量物米国供給における物流コスト削減支援
従来の米国への供給搬入計画を見直し。輸出港への搬入前に国内で行っていた一時保管を、日本より割安となる米国での一時保管に切り替え。さらに2種ある重量物のそれぞれ6.7%と2.4%の関税率が、一括で通関した場合は2.5%に設定されるルールを活用し、合計$7.2Mのコスト削減に成功。
船舶・大型クレーンを活用した発電機の搬入据付
発電所への発電機納品のケースでは、海上からの陸揚げ(水切り)を大型クレーンで行った後、リフトで3階まで吊し上げ、屋内に引き込みました。陸送できない重量物も、船と特殊な輸送装置を活用し、実現できます。









重量物輸送で求められる技術と対応範囲
重量物輸送では、単に大型車両や機材を用意するだけでなく、製品の重量・寸法、輸送ルート、現地条件などを踏まえた技術的な判断が求められます。工場出荷から現地搬入・据付までを想定し、条件に応じた運搬方法と対応範囲を整理したうえで、輸送計画を立案することが重要です。 ここでは、重量物輸送において各工程で求められる技術や対応範囲について、条件ごとに整理してご説明します。
重量物輸送では、製品の重量・寸法・形状に応じて、使用する車両や輸送方法を選定する必要があります。例えば、背の高い設備や重量バランスに偏りのある製品では、低床トレーラーや多軸車両を用いることで、安定性を確保した輸送が可能となります。
重量物輸送では、通行する道路や橋梁、現地の地盤条件が輸送可否や安全性に大きく影響します。例えば、橋梁の耐荷重や道路幅に制約があるルートでは、事前調査を行ったうえで、通行ルートの変更や仮設対応を含めた検討が必要となります。輸送ルート上のインフラ条件を事前に確認し、必要に応じて補強や仮設対応を含めた検討を行うことで、計画的な重量物輸送が可能となります。
重量物輸送では、クレーン作業を伴う搬出入や据付が必要となるケースも少なくありません。例えば、設置スペースが限られる現場では、吊り点の設定やクレーン配置を工夫することで、安全な搬出入作業を行うことが求められます。揚重作業においては、吊り点や荷重バランスを考慮し、現地条件に応じた安全な作業計画の立案が重要となります。
工場や建設現場内での重量物輸送では、構内動線や床耐荷重を考慮した移動計画が求められます。例えば、床耐荷重に制約のある工場内では、構内運搬から据付までを一連の工程として事前に整理することが重要です。これにより、吊り替えや再移動を最小限に抑え、製品への不要な負荷を防ぐことができるため、品質確保につながります。
重量物の条件や納入先によっては、陸送に加えて海上輸送を組み合わせた重量物輸送が必要となる場合があります。例えば、陸送が困難な大型設備については、例えば、陸送が困難な大型設備については、海上輸送を組み合わせ、港湾での荷役作業から陸上搬入までを見据えた輸送計画を立案することが求められます。
このように、重量物輸送では条件ごとに求められる技術や対応範囲が異なります。SBS東芝ロジスティクスでは、重量・寸法・輸送環境を整理したうえで、最適な重量物輸送方法を選定し、計画から実行まで一貫して対応します。
重量物輸送を相談する前に確認したいポイント
重量物輸送は、一般的な貨物輸送と異なり、事前確認の内容によって安全性や工程全体への影響が大きく変わります。発注前の段階で条件を整理しておくことで、計画の精度が高まり、想定外のトラブルを防ぐことにつながります。ここでは、重量物輸送を依頼する際に、あらかじめ確認しておきたい主なポイントを整理します。
重量物輸送では、製品の重量や寸法だけでなく、重心位置や形状も重要な判断要素となります。例えば、重心が偏っている製品や突起のある形状の場合、輸送方法や揚重計画に制約が生じることがあります。事前に正確な情報を整理しておくことで、適切な輸送方法の検討が可能となります。
重量物輸送では、通行する道路幅や橋梁の耐荷重、現地周辺の作業スペースなどが計画に大きく影響します。例えば、搬入先周辺に十分な待機スペースが確保できない場合、時間帯調整や作業手順の見直しが必要となることがあります。輸送ルートと現地条件をあらかじめ把握しておくことで、スムーズな工程設計につながります。
重量物輸送は、運ぶこと自体が目的ではなく、最終的な据付や次工程につなげることが前提となります。例えば、据付時の向きや高さを考慮せずに構内運搬を行うと、吊り替えや再移動が発生する場合があります。輸送計画と据付工程を一体で捉えることで、作業負荷や品質リスクの低減が図れます。
重量物の条件や輸送ルートによっては、各種許認可や関係機関との調整が必要となるケースがあります。例えば、特殊車両通行許可や時間帯規制などが該当する場合、取得に一定の期間を要することもあります。事前に必要手続きを確認しておくことで、工程遅延のリスクを抑えることができます。
重量物輸送は、天候や季節要因、周辺環境の影響を受けやすい作業です。例えば、強風や降雨、河川水位の変動などにより、作業条件が変わる場合があります。余裕を持ったスケジュール設定を行うことで、突発的な変更にも対応しやすくなります。
このように、重量物輸送では発注前の確認内容が、その後の安全性や工程全体に大きく関わります。SBS東芝ロジスティクスでは、重量物の特性や輸送環境を踏まえた事前整理を行い、計画段階から実行まで一貫した重量物輸送を支援します。


