重量物運搬
高度なリスク管理と緻密な計画で
重量物の高い運搬品質を実現
1点ものである重量物の運搬には、高い品質を担保する豊富な現場経験が欠かせません。当社は、工場出荷から現地納品までの計画や手配も含め、一貫した重量物の運搬ソリューションを提供します。
安全で高品質な運搬を担保するため、重量物メーカーであるお客様の商談段階から参画し、後々の工程を見据えたリスク管理、運搬の実現性に関する助言を実施します。 それにより、タービンやボイラーなどの発電設備、変圧器や制御盤などの変電設備、エレベーターやエスカレーターなどの昇降機をはじめとする、多品種に渡る重量物の運搬が可能になります。
重量物運搬に関するこんなお悩みはありませんか?
失敗が許されない重量物の運搬には、緻密な事前調査や、運搬時のリスクを最小化するための事前計画が重要です。また、船舶や貨車の手配の遅れや、法律上必要な許認可の取得に時間がかかってしまうことで、納期に間に合わないというリスクも無視できません。計画から実行までを漏れなく、リスクを低減するには、重量物運搬の深い知見と経験が必要とされます。

担保したい


SBS東芝ロジスティクスの重量物運搬で解決できます

精密な物流エンジニアリングによる品質保全
大手電機メーカーで培ってきた物流エンジニアリング力を活かし、品質を担保したロジスティクスを提供します。物流エンジニアリング力とは、工場出荷から現地納品までの運搬プロセスにおけるリスクを洗い出した上で、対策を講じ、計画をたてる力のことです。大きく重い製品の運搬時に使用する交通インフラの状態・条件を調査し、最適な運搬モードを選択。必要に応じて、重量物運搬用の仮設の橋や道路を新しく建設するなど、プロジェクトを成功裏に導くために、あらゆる手段を講じます。
また、当社は標準プロセスフローを設け、緻密な工程、リスク管理を行っております。そのため、どのような製品でも高い運搬品質を実現しています。

一貫運搬管理体制だから実現できる、スケジュール管理
当社は、出荷から据え付けまで一貫して全工程を担当。また、生産工程の状況も考慮して、最適な運搬・搬出入スケジュールをご提案します。重量物の重さや大きさによっては、国や地域の運搬に関わる許認可を取得する必要があり、半年以上を要するケースもあります。また、季節風や川の水位など、その国・地域の季節的要因や天候などで変わる運搬環境も考慮したスケジュールを作成、期日どおりの納品をサポートします。

豊富な経験と知見に基づく
リスクコントロール
重量物は代替品がないため、運搬中の事故防止は最重要事項です。
当社が管理するプロジェクトにおいては、リスク管理表を作成、あらゆる工程を隅々までチェックし、船舶や貨車の手配が遅れ、納期に間に合わない。地盤や道路が重量に耐えられないなど、想定されるリスクを洗い出し、その対策を立案します。必要に応じて作業方法の修正指示や、現場に赴き、運搬状況や現場の状況を確認、必要な善後策を提案します。
運搬時の製品品質担保や納期厳守のため、過去には重量物運搬車両を走行させるの道路を造成するだけでなく、運搬車両に耐えられる強度を有しているかを確認するため、試験走行を実施したり、河川を使用したバージ運搬では川の水量の季節的要因を考慮した航行スケジュールの立案など、リスクを洗い出し、そのリスクを回避するため、様々な施策を講じてきました。
大手電機メーカーの重量物運搬を長きに渡り担ってきた経験をもとに、リスクをコントロールし、確実なプロジェクトの完遂を目指します。
重量物運搬業務プロセス
重量物の運搬は、お客様の引き合いフェーズ(大型プロジェクトでは運搬実行フェーズの最大5〜6年前)から計画が必要とされています。それは、例えば、プラント設備の納入を受注したけれど、「提案内容では陸送が不可能だった」「引き合いの要件に則った設計では、分解運搬が不可能だった」「重量があまりに大きく運搬ができない」などの問題が、後から発覚するリスクがあるため、事前の検証が欠かせないためです。
また、製品の設計段階においても、ロジスティクスのプロが運搬に関してアドバイスを行います。完成した製品が大きすぎて船舶や貨車に乗せることができなかったり、道路の幅を超えてしまったりというリスクを防ぐためです。また、運搬の計画を策定するにあたっては、現地調査を必ず行ってから計画設計に移行します。当社が提供する重量物運搬では、引き合いからの実作業まで、ワンストップでソリューションを提供しています。

POINT
海外の重量物運搬の現場においても、テクニカルアドバイザーとして支援をおこなっています。インドやマレーシア、インドネシアなどの東南アジア、中国、アメリカ等様々な地域での発電所建設プロジェクトでは、現場に立ち合い、運搬計画上の不備がないかをチェックし、事故防止に貢献しています。

重量物運搬事例を見る
発電所への発電機納品のケースでは、海上からの陸揚げ(水切り)を大型クレーンで行った後、リフトで3階まで吊し上げ、屋内に引き込みました。陸送できない重量物も、船と特殊な運搬装置を活用し、実現できます。









その他の重量物運搬事例
某電力会社様
- 重量物
- 運搬方法
- 運搬先

特殊トレーラーを活用した変圧器輸送を改善。関西圏繁華街近くにある変電所向けの輸送プロジェクトでは、大型の変圧器の構造を3分割にして運ぶ計画としていましたが、道路使用許可の取得や道路通行止めの実施が3回必要になったり、近隣住民・施設からのクレーム等が発生したりするといった課題がありました。そこで、変圧器を分割(分解)しない状態で輸送できることを調査・確認したうえで、一度の輸送で変圧器を納品しました。
某電力会社様
- 重量物
- 運搬方法
- 運搬先

海上輸送と陸上輸送を組み合わせた変圧器輸送を、陸上輸送に一本化。従来であれば、変圧器の出荷工場から茨城県までは海上輸送し、その後発電所までは陸上輸送していましたが、それを工場〜発電所間を陸上輸送する手段を検討しました。ただし、同区間には道路の通行規制があり、1種類の特殊トレーラーで一貫輸送できないため、変圧器の積み替え場所を確保。工場〜積み替え場所までの区間と、積み替え場所〜変電所までの区間で通行規制に適合する2種類のトレーラーを使用する事で、変圧器の長距離陸上輸送を実現しました。
重量物米国供給における物流コスト削減支援
従来の米国への供給搬入計画を見直し。輸出港への搬入前に国内で行っていた一時保管を、日本より割安となる米国での一時保管に切り替え。さらに2種ある重量物のそれぞれ6.7%と2.4%の関税率が、一括で通関した場合は2.5%に設定されるルールを活用し、合計$7.2Mのコスト削減に成功。
重量物運搬 対応実績
タービンやボイラーなどの発電設備 / 変圧器や制御盤などの変電設備 / 電力プラント /
船舶関連装置 / エレベーターやエスカレーターなどの昇降機 / 鉄道車両や関連機器など /
産業機械 / 大型精密機器 / 大型医療機器
重量物運搬で求められる技術と対応範囲
重量物運搬では、単に大型車両や機材を用意するだけでなく、製品の重量・寸法、運搬ルート、現地条件などを踏まえた技術的な判断が求められます。工場出荷から現地搬入・据付までを想定し、条件に応じた運搬方法と対応範囲を整理したうえで、運搬計画を立案することが重要です。 ここでは、重量物運搬において各工程で求められる技術や対応範囲について、条件ごとに整理してご説明します。

重量物運搬では、製品の重量・寸法・形状に応じて、使用する車両や運搬方法を選定する必要があります。例えば、背の高い設備や重量バランスに偏りのある製品では、低床トレーラーや多軸車両を用いることで、安定性を確保した運搬が可能となります。
重量物運搬では、通行する道路や橋梁、現地の地盤条件が運搬可否や安全性に大きく影響します。例えば、橋梁の耐荷重や道路幅に制約があるルートでは、事前調査を行ったうえで、通行ルートの変更や仮設対応を含めた検討が必要となります。運搬ルート上のインフラ条件を事前に確認し、必要に応じて補強や仮設対応を含めた検討を行うことで、計画的な重量物運搬が可能となります。
重量物運搬では、クレーン作業を伴う搬出入や据付が必要となるケースも少なくありません。例えば、設置スペースが限られる現場では、吊り点の設定やクレーン配置を工夫することで、安全な搬出入作業を行うことが求められます。揚重作業においては、吊り点や荷重バランスを考慮し、現地条件に応じた安全な作業計画の立案が重要となります。
工場や建設現場内での重量物運搬では、構内動線や床耐荷重を考慮した移動計画が求められます。例えば、床耐荷重に制約のある工場内では、構内運搬から据付までを一連の工程として事前に整理することが重要です。これにより、吊り替えや再移動を最小限に抑え、製品への不要な負荷を防ぐことができるため、品質確保につながります。
重量物の条件や納入先によっては、陸送に加えて海上輸送を組み合わせた重量物運搬が必要となる場合があります。例えば、陸送が困難な大型設備については、例えば、陸送が困難な大型設備については、海上輸送を組み合わせ、港湾での荷役作業から陸上搬入までを見据えた運搬計画を立案することが求められます。
このように、重量物運搬では条件ごとに求められる技術や対応範囲が異なります。SBS東芝ロジスティクスでは、重量・寸法・運搬環境を整理したうえで、最適な重量物運搬方法を選定し、計画から実行まで一貫して対応します。
重量物運搬で発注前に確認すべきポイント
重量物運搬は、一般的な貨物輸送と異なり、事前確認の内容によって安全性や工程全体への影響が大きく変わります。発注前の段階で条件を整理しておくことで、計画の精度が高まり、想定外のトラブルを防ぐことにつながります。ここでは、重量物運搬を依頼する際に、あらかじめ確認しておきたい主なポイントを整理します。
重量物運搬では、製品の重量や寸法だけでなく、重心位置や形状も重要な判断要素となります。例えば、重心が偏っている製品や突起のある形状の場合、運搬方法や揚重計画に制約が生じることがあります。事前に正確な情報を整理しておくことで、適切な運搬方法の検討が可能となります。
重量物運搬では、通行する道路幅や橋梁の耐荷重、現地周辺の作業スペースなどが計画に大きく影響します。例えば、搬入先周辺に十分な待機スペースが確保できない場合、時間帯調整や作業手順の見直しが必要となることがあります。運搬ルートと現地条件をあらかじめ把握しておくことで、スムーズな工程設計につながります。
重量物運搬は、運ぶこと自体が目的ではなく、最終的な据付や次工程につなげることが前提となります。例えば、据付時の向きや高さを考慮せずに構内運搬を行うと、吊り替えや再移動が発生する場合があります。運搬計画と据付工程を一体で捉えることで、作業負荷や品質リスクの低減が図れます。
重量物の条件や運搬ルートによっては、各種許認可や関係機関との調整が必要となるケースがあります。例えば、特殊車両通行許可や時間帯規制などが該当する場合、取得に一定の期間を要することもあります。事前に必要手続きを確認しておくことで、工程遅延のリスクを抑えることができます。
重量物運搬は、天候や季節要因、周辺環境の影響を受けやすい作業です。例えば、強風や降雨、河川水位の変動などにより、作業条件が変わる場合があります。余裕を持ったスケジュール設定を行うことで、突発的な変更にも対応しやすくなります。
このように、重量物運搬では発注前の確認内容が、その後の安全性や工程全体に大きく関わります。SBS東芝ロジスティクスでは、重量物の特性や運搬環境を踏まえた事前整理を行い、計画段階から実行まで一貫した重量物運搬を支援します。




