包装試験
国際規格に準拠した包装試験に対応
流通過程を想定した各種試験設備を保有
製品や商品に施される梱包・包装が、荷役や輸配送時に発生しうる振動や衝撃に耐えられる水準を満たしているかどうかを確認するため、当社では専門施設(横浜包装試験所)を用意し、お客様に代わって振動試験や自由落下試験などを実施するサービスを提供しています。
「ISO/IEC 17025:2017」認定を受けた包装貨物の振動・自由落下試験が可能
- 多くの製品分野で信頼性や規格要求となって来ている同規格に適合しています。
- 権威ある第三者認定機関が認定した国内外に通用する試験所となります。
- 認定機関シンボルとILAC-MRA相互承認マークの入った試験報告書の発行が可能です。
- 公平性、信頼性、技術力のある試験所として継続的向上に努めて参ります。
包装貨物の振動試験
JIS Z 0200 及びJIS Z 0232に基づく正弦波振動、ランダム振動
(試験品 最大寸法600x500x700mm、最大質量16kg)
包装貨物の自由落下試験
JIS Z 0200 及びJIS Z 0202 に基づく自由落下試験
(試験品 最大寸法700x700x700mm、最大質量80kg)
認定機関シンボル入りの試験報告書を発行
横浜包装試験所は、権威ある第三者機関(ペリージョンソン ラボラトリー アクレディテーション インク)に認定された国内外で通用する施設です。近年多くの製品分野において規格要求となりつつある「ISO/IEC 17025:2017」認定を受けた振動・自由落下試験が可能となっています。試験後には、お客様に対して、認定機関シンボルとILAC-MRA相互承認マークの入った「試験報告書」を発行することができます。
流通過程を想定した各種試験設備を保有し、適正包装評価を実施
試験所では、「ISO/IEC 17025:2017」の適用範囲外の振動・落下試験にも対応可能です。傾斜衝撃試験機、大型(片支持)落下試験機、圧縮試験機、温湿度試験機といった設備もご利用いただけます。
包装試験の種類
包装貨物が輸送での振動によって、損傷を受ける程度を評価する試験。
包装貨物が受ける荷役落下等に対する包装の保護の程度が、適正かどうかを評価する試験。
流通過程において発生(貨車の連結、トラック急ブレーキ)する水平衝撃を再現し製品への影響を評価する試験。
包装貨物及び容器の耐圧強さ、材料の強度を評価する試験。
恒温恒湿槽
包装貨物が実際に想定される温度・湿度下において、ダメージの程度を評価する試験。
また、材料試験の試験前調質(標準状態)としても使用。
パンクチャーテスター
紙用含水分計
木材用含水分計
包装資材の基礎強度を確認する材料試験、各種測定機器。
包装試験所
SBS東芝ロジスティクス株式会社 横浜包装試験所
横浜包装試験所では、流通過程を想定した各種試験設備を保有し、適正包装の評価として包装評価試験を実施致します。
弊社の保有する振動試験、小型落下試験については、包装貨物の振動・自由落下試験として、試験所品質マネジメントシステムの運営における技術的能力を実証するものとして、ISO/IEC 17025:2017の認定を取得しております。
- 認定機関
- ペリージョンソン ラボラトリー アクレディテーション インク
- 認定番号
- 103990
- 規格
- ISO/IEC 17025:2017
- 認定範囲
- 包装貨物の自由落下試験及び振動試験
包装評価試験レポート
JIS規格に基づき評価試験を実施し
包装評価試験データをレポートとしてご提示しています
包装試験によるメリット
- 製品損傷リスクの低減: 運送中の振動や衝撃から製品を保護することが可能となります。
- 物流コストの削減: 品質を保ったうえでの効率的な包装を行うことで輸送・保管コストの低減に役立ちます。
- 環境への配慮: 再生資源を活用しながら、品質を維持した包装材を利用することで、廃棄物削減に貢献できます。
- 顧客満足度の向上: 品質試験に合格した包装を採用することで製品の安全性を保つことができ、クライアントの信頼を獲得できます。
- 法規制遵守: 国際基準に準拠した包装は、自社の信頼性を高めることに役立ちます。